「メタ心理学」紹介 & FAQ (付録)


以下にあるのは、「『メタ心理学』ワーク」についての「FAQ (頻繁に尋ねられる質問)」群です。各質問のバナーをクリックすれば、回答を閲覧することができます。


北岡泰典は、1981 年から 2001 年まで欧米に滞在していたのですが、その間 20 年間、今、全世界を席巻している「西海岸文化」を目の当たりに体験し、体感しました。

(「西海岸文化」が、今、全世界を席巻している」の意味合いは、昨今国内の時事トピックとなっている「シリコンバレー文化」も、「GAFA」も、「LGBT」も、「SDGs」も、「地球温暖化対策」も、「脱炭素化」も、「電気自動車」も、「GAI/ ChatGPT」も、実は、そもそも論として、「すべて」、1960 年代の西海岸文化 (カウンターカルチャー) の「エコロジー (生態論) 重視主義」に端を発している、ということです。

この驚くべき事実は、北岡の 20 年間の欧米滞在時の実際の体験と符合しています。)

さらに驚くべき事実は、西海岸文化の「権化」の心理学は NLP (神経言語プログラミング) である、ということです。

北岡は、欧米で創始者「四天王」から「本場 NLP の徹底的直伝」を受けた後、2001 年の帰国後、十余年間、業界内で NLP を日本人に教えましたが、西海岸文化の背景がまったく欠如している日本人に NLP を教えても、「イノベータ」は輩出されないことを悟りました。

要は、元々欧米人仕様の成功法則として生まれた NLP のプログラム (テクニックのことです) は、日本人の「OS ソフト」上で走らせても、最大の効果を得られないことを、北岡は独自発見し、この「バグ」を矯正して、NLP テクニックその他が効率的に稼働できるような OS にアップデートできるメソッドとして、「メタ心理学」を創始した次第です。

比喩としては、以下のようになります。

「日本人の従来の『OS』を (たとえばですが、1995 年に 16 ビットの MS-DOS から 32 ビットの Windows に移行したように) 『西海岸風の OS』にアップグレードできるメソッドが『メタ心理学』です。

この OS 移行は、スムーズに、ストレスなしに行えるように設計されています。」

この「OS アップグレード」で、国内でも、世界に通用するイノベータが創出される可能性が初めて生まれた、と私は考えています。


北岡は、欧米に 20 年間滞在し、その間、NLP 四天王 (ジョン グリンダー、リチャード バンドラー、ジュディス ディロージャ、ロバート ディルツ) から「本場直伝の NLP」を直接伝授され、実践・教授してきています。2001 年に帰国した後 2012 年まで、国内の資格認定ビジネス業界で活動していました (帰国当初は、NLP 業界のトップ トレーナー三人の方々に 10 日間の「シークレット ワーク」を開講させていただきました)。2013 年からは、「エグゼキュティブ ライフ コーチ」として個人セッションを提供してきています。

資格認定コースを開講しているとき、北岡は、欧米で学んだ教授方法で NLP を教えていましたが、本場欧米で起こってきているようには、「個人的天才 (業界の第一人者)」になる (すなわち、いわゆる「化ける」) 方々が多く輩出されないことに気づきました。この原因は、「ライフ コーチング」ビジネスを始めた直後に個人セッションを受講した一人のクライアントの方とのやりとりで、判明しました。

この方は、北岡が卒業した大学の後輩の会社社長で、優秀な方でしたが、6 回の個人セッション パッケージの 3 回目のセッションの際に、「今学んでいる NLP の現実社会への落とし込み方がわかりません」という、正直、北岡には理解不能のことを言われました。私が「どういうことですか?」と聞いた時のこの方の答えで、NLP を学んで「化ける」ためには、そもそも論として、NLP が生まれた西海岸の文化圏の人々が無意識的に身につけてきている、いわば、コンピュータの OS のような基本汎用型思考パターンを身につけておかないと大化けすることはなく、この思考パターンを身につけていない日本人と身につけている西海岸文化圏の人々の間には、少なくとも 60 年以上のギャップがあるということがわかった次第です。

このクライアントの答えは、「(私を含めて) 日本人は、現実が絶対に変わらない、と思っています」でした。「それは、どういう意味ですか?」と聞いたら、極めて明快な比喩を使ったコメントをしてくれました。彼によれば、「日本人は、タフな現場に行く前に、予め、アンカー (条件反射の方法論) を使って、バニラ アイスクリームの匂いを作ることができますが、現場の (たとえば、交渉相手の) 人々がタフで、牛のウンチの強烈にくさい臭いを発散するので、バニラの匂いは完全に撃沈されてしまいます。その後、帰宅後、泣くのですが、この時、再度アンカーを使って、現場で起こったことについての『記憶』を書き換えて、自分を慰めようとするだけです。このサイクルが永遠に続くので、誰も、現実を変えられるとは思っていないです」ということで、(北岡にとっては、初めて聞く)「衝撃の事実」が判明しました。

(実は、この方とのやりとりの後、別の NLP の「上級学習者」とも同じようなことが起こりました。この方は、ロールプレーで「これから敵対する人々と会議があるので、会議室の外の廊下で、『拳のにぎにぎ』と胸筋を開いて深呼吸する等の『姿勢編集』のアンカーを使って、事前に状態管理をします」と言ったので、北岡は「すばらしい」と拍手しました。彼は、続けて、「しかし、やはり、敵側の人々はタフなので、交渉は失敗に終わり、帰宅後、同じアンカーを発火して、いやな記憶の書き換えをします」と言ったので、北岡は再度「すばらしい」と拍手しました。このとき、北岡は、「ちなみになのですが、実際の交渉現場では、机と脚の間に二、三十センチの隙間がありますよね。そこに手を突っ込んで、『拳のにぎにぎ』をして、かつ、胸筋を開いて深呼吸すれば、自分の内的状態が変わるので、『リアルタイム』で交渉相手にも影響を及ぼして、交渉の行方が、いい方に変わりますよね」という進言をしたら、「そんな発想は今までもったことがありませんでした」という「木っ端微塵の自爆型『爆弾発言』」をしました。

たとえばの話ですが、陸上 100m 競争のウサイン ボルトが、レース前の練習で、リラックスした状態で、最高記録の 9.58 秒を出し、レース後の練習でも 9.58 秒を出せるのに、衆目の前では 10.5 秒しか出せない、という状況はありえない、というのが北岡の見立てで、いわゆる「現実」を変える目的をもたないままの NLP 学習と実践は、そもそも論として、(「絵に書いた餅」、「耳年増の外野からの野次」として) 意味をいっさいなさず、NLP の存在理由を完全否定することになってしまう、と思いました。)

一方で、西海岸文化圏の人々は、いわゆる「現実」とは、子供の頃から固定化してきている思考パターンが生み出す「仮想現実」の一つにすぎないので、「見方」を変えたら、現実はいかように変えることができるというパラダイムで生きていて、だからこそ、「枠から出る方法論」として 1975 年に NLP が生まれ、また、今世紀になって GAFA (Google、Apple、Facebook、Amazon) が生まれたりしてきている事実があります。

実は、以上の日本人の思考パターンがわかった後、北岡は、「現実を仮想現実化」する「RPG ワーク」演習を開発し、上記の会社社長の方にこの演習を施術したら、この方は、「NLP の現実社会への落とし込み方」を体得したようでした。その後、二、三年経って、この方と再会しましたが、当初 8,000 万円だった会社の年間の売上が、北岡のワーク受講後、5 倍の 4 億円になった、ということでした。

ちなみにですが、「RPG ワーク」は、おそらく、開発以前の日本人は誰も知らなかったテクニックであると同時に、NLP を自己適用して「化けて」きている西海岸文化圏の人々も誰も意識化できていないテクニックです。

数年前に、私のメンターで友人の NLP 共同創始者のグリンダー氏に国内で会った時、同氏に「このようなテクニックは、西洋人の NLP 実践者は誰でもできているのに、日本人のために私が公式化した、ということについては、西洋人は『猫も杓子も、子供もできていることなのに、なぜわざわざ明示化しなくてはいけないのか』と言って嘲笑されるでしょうね」と伝えたら、「確かに、他の西洋人は笑うでしょうが、私は『ブラボー! よくやってのけましたね』と言ってあげたいです」と言われました (!)。

(さ らに追記すると、最近のことですが、以下の「クライアント感想」のセクションで紹介させていただいている「箭内宏紀さん」という方は、これまで、北岡の 16H の個人セッション パッケージを 6 クール (約 100 H) 受講されましたが、「こんなにおもしろい、一生、あるいは死んだ後も、遊べる玩具箱とのツールをいただいたことに感謝いたします」とおっしゃっていますし、さらに、数百万円のワーク受講費で会社の売上が 1 億 8 千万円になったそうで、実質的に「投資額の 30 倍のリターンになりました」ともおっしゃっています。)

実は、北岡自身は、25 歳で大学を卒業した後、20 年間海外生活する間に、西海岸文化圏の人々の思考パターンを自然に、無意識的に身につけていたことが、上記の二人のクライアントとのやりとりから、「遡及的」に判明し、そのためにこそ、北岡は、自分自身が NLP 学習を通じて「化けた」という自己認識がある一方で、国内の資格認定コース業界にいたときは、経験則的に身につけた、その無意識的な基本汎用型思考パターンを、コースの参加者の方々に伝えきれないままきていました。

この「RPG ワーク」の独自開発後、ライフ コーチング個人セッションを開講しながら、神経科学や成人発達論等の分野の研究を続けた結果、西海岸文化圏の人々と日本人の思考パターンのギャップを埋めることができるテクニックとして、「曼荼羅フラクタル リエンジニアリング (MFR)」、「鏡の国のアリス」、「Meta Meta Work」、「ピーク エクスペリエンス体感ワーク」、「明鏡止水ワーク」、「刺激と反応の間にスペースがある」等の一連の新テクニックを独自開発してきています (最近は、「サルバドール ダリの燃えるキリン」(仮称) というワークも追加開発しました)。

北岡は、1975 年の NLP の創始以来、かれこれ 50 年近く経っているので、「そろそろ」 NLP を超えた学問が誕生してもおかしくないと思うこともありましたが、以上の「NLP 後」のテクニックを独自開発し、さらに、特に、神経科学の (fMRI を通じた) 驚愕の発見群を研究する過程で、いわゆる「NLP の限界性」も認識するようになったので、最近、「NLP の進化版」として「メタ心理学」を提唱し始めた次第です。

「メタ心理学』は、いわば、「ソフトウェア (NLP テクニック) 群を最適化する OS 心理学」として誕生しました!

北岡のクライアントの方々は、「メタ心理学」メソッドを習得することで、「現実を仮想現実化」できるようになり、NLP のような人間コミュニケーション技法のテクニックを習得する際、最大限の効果と結果を出せるようになっています。このことによって、北岡は、今後、「個人的天才 (業界の第一人者)」になる (すなわち、いわゆる「化ける」) 人々を、国内で多く輩出していくことになると確信しています。

以下のページで、「NLP がどのようにして生まれ、メタ心理学に受け継げられていくか」を示した「NLP の歴史」のチャート図を閲覧することが可能です。

https://www.taiten.info/archives/nlp_history.pdf


「イノベーション モデリング コンサルティング (IMC)」とは、北岡が「メタ心理学者」としてクライアントに提供しているサービスの名称です。

北岡は、ライフ コーチング個人セッションを提供している一方で、イノベーションを求める企業の研究開発部門などに、スタッフが常に「自分自身の枠」を超え続けて、さらにイノベーティブなアイデアを思いつけるように、「B2B コンサルティング サービス」を提供いたします。

欧米人であれ日本人であれ、GAFA 等の創業者を輩出した西海岸の人々のマインドセットと、彼らの革新性を達成することができてきていない日本人のマインドセットとの間の 60 年にわたるギャップを「見える化」して、それを埋めることができる人は、北岡以外にいないのでは、と考えています。

もし、このページをお読みの方が、北岡の「イノベーション モデリング コンサルティング」サービスにご興味をもたれましたら、ぜひご連絡していただけたらと思います。


現時点では、まだ正式な学問になっていません。

北岡は、1988 年から研究、実践、施術してきている NLP に基づいて、その進化バージョンとして「メタ心理学」を提唱してきていますが、1975 年に西海岸で生まれた NLP 自体、アカデミックな形で発展してきていません。

北岡は、今後、「メタ心理学研究所」を創設しようと考えていますが、これは、プロの学者を含む、さまざまな分野の学際的学術的な研究所であると同時に、産業界にも貢献することを見据えたシンクタンク的な組織になることが予想されます。

日本に帰国した 2001 年以降、二十余年にわたって、「臨床的実践者」として NLP ワークを提供してきていますが、この実践的試行錯誤が、北岡が「メタ心理学」を提唱することに関して、計り知れないノウハウの蓄積をもたらせてくれた、と考えています。

「メタ心理学」は、北岡自身が生み出したものなので、世界に広く訴求させるためにも、何らかの形で、今後、正式な学問にしたい、とは思っています。


国内の NLP は、一般的に、「悪意のある操作」としてのビジネス スキルとしてしか評価されてきていない嫌いがあります。

一方、60 年代に跋扈したマズローの「人間性心理学」を元にして、セラピー、催眠、瞑想、変性意識の研究として、NLP が 1975 年に西海岸で生まれた歴史的事実があり、北岡の私見では、GAFA の創設者たちは、直接的・間接的に、NLP に強い影響を受けてきています。

このことが日本に知られていないことを表す象徴的なこととしては、シリコンバレー文化の源泉が西海岸文化 (いわゆるヒッピー文化) にあることは、欧米では周知のことですが、国内では IT 関係者のほとんど誰もその認識がないように思われる事実が挙げられます。

その中で、北岡は、2001 年の帰国時から 20 年間試行錯誤した結果、西海岸文化圏の欧米人と日本人の思考パターンのギャップを閉じることができる「メタ心理学」を提唱してきています。メタ心理学は NLP の進化バージョンである、と言えると思っています。


国内の NLP は、西海岸文化を知らない先生たちが教えているので、「悪意のある操作」としてのビジネス スキルとしてしか評価されてきていない嫌いがあります。

一方、欧米 (特に米国西海岸) では、60 年代から西海岸文化の伝統が根付いて、綿々と継承されてきています。

その中で、60 年代に跋扈したマズローの「人間性心理学」を元にして、セラピー、催眠、瞑想、変性意識の研究として、「トランスパーソナル心理学」が生まれました。

国内のビジネス界でも、近年、トランスパーソナル心理学の代表的論客のケン ウィルバーが提唱する「四象限」のモデルを元にした「ティール組織論」や「成人発達論」が広く論じられてきています。

同様に、NLP も、「人間性心理学」を元にして、セラピー、催眠、瞑想、変性意識の研究として、1975 年に西海岸で生まれた歴史的事実があり、北岡の私見では、GAFA の創始者たちは、直接的・間接的に、トランスパーソナル心理学と NLP に強い影響を受けてきています。

このことが日本に知られていないことを表す象徴的なこととしては、シリコンバレー文化の源泉が西海岸文化 (いわゆるヒッピー文化) にあることは、欧米では周知のことですが、国内では IT 関係者のほとんど誰もその認識がないように思われる事実が挙げられます。

上記の意味で、北岡は、極めてユニークな形で、西海岸文化的思考形態と日本的思考形態のギャップを閉じることができるようになっています。


北岡は、個人的には、半端ではない時間数とクライアント数の臨床経験をもってきていると思っています。

本ページの本文でも記載がありますが、北岡の臨床経験は、80 年代の米国オレゴンの RIMU 国際瞑想大学での「催眠療法」の 7 ヶ月間 (1,700 時間) のコース受講経験、1988 年の英国ロンドン市の「催眠と上級心理療法の学校」での約 200 時間の実践的な催眠技法の習得、1988 年から 2001 年までの NLP 四天王開講の資格認定コース (プラクティショナー、マスター プラクティショナー、トレーナーズ トレーニング コース) の参加経験 (約 800 時間相当)、2001 年の帰国後開講した NLP 認定資格コース (約 4,300 時間) の教授経験、約 1,500 時間のワークショップ開講経験、約 900 時間の個人セッション体験、および、2020 年初頭のコロナ禍からの 3 年間 400 回以上 (計 1,200 時間) の Zoom 個人セッション開講体験、等に基づいたものになっています。

単純計算で、北岡の臨床経験の総時間数は 1 万時間超となっています。1 日 8 時間計算で、1,250 日相当になります。

以上の臨床経験で特記すべきは、「帰国後開講した NLP 認定資格コース (約 4,300 時間) の教授経験」の中での、コース参加者相手に行った延 2,000 回以上の「デモ演習」は、文字通り、北岡の「臨床の至宝」となっている点と、過去 3 年間の「400 回以上 (計 1,200 時間) の Zoom 個人セッション開講体験」は、オンライン ワーク開講のためのまたとないノウハウ確立の場となってきている点です。



なお、以下のリンク先で、「『メタ心理学』ワーク」についての「FAQ (頻繁に尋ねられる質問)」のフルバージョンが閲覧できます。

https://www.innovation-modeling.com/jp/archives/full_faq/

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